家族の形に対するメージは人それぞれですが、日本人が当たり前と思う家族像はこんな感じ(※だと思う)。
お父さんとお母さんがいて子どもがいる
一昔前だと、お父さんの両親が上記家族に+αされる状態が一般的な感覚でしょうか。
なんの話じゃ?w
家族の形はいろいろあるはずですが、社会が当たり前とする家族像は固定されています。
島国日本では多勢が常識という意識が強く、マイノリティは居心地が悪い国です(※知らんけど)。
悪いことをしていなくても、出る杭は割とボコボコに打たれますww
離婚調停でも同じで、調停委員さんは多勢に合わせた提案を、当たり前のようにおっしゃいます。
子どもとの面会交流をホットスポットとして離婚調停をしている私ですが、 調停委員さんはタロウとジロウの気持ちに寄り添う意識が薄いです。
「お子さんが会いたがっても、回数が決まっているとお母さんが諭しましょう!」と良かれと思って真剣に提案されます。
私は子どもの気持ちに寄り添った面会交流をしたいから、第3者にマダ夫との調整をお願いしており、もちろん裁判所さんにも伝え済み。
なんやねん!アホか!
それ、タロウとジロウの前で言えるか?あんた!?
あ・・お下品 w
調停委員は長年そのような方法で、離婚調停を解決してきたのでしょう。
親もどーぞこーぞ納得して離婚にいたっているので、彼らは子どもの意思をさほど反映させない面会交流を、当たり前と思っています(※母ペディア)。
そもそも、面会交流は月1回・数時間を常識とする裁判所と知って、調停を申し立てている私こそアホですw
第二回目の離婚調停の期日はもうじき。
どうなるかな~w
さて。
日本には戸籍制度があり、結婚すれば「家」同士がくっつくというか、女性が男性の家に入る意識が根強いです。
名字の変更を結婚と同時に女性がすんなり受け入れているのは、この辺りの価値観に大きな変化がないからでしょう。
家族をつくるには結婚するのが当然で、子どもがいればお父さんとお母さんが揃っているのが普通・・。
多様化が進み、グローバルじゃなんじゃと何十年も謳う日本ですが、多様化のスピードはカタツムリなみです。
マジョリティ強いんは少子高齢化が要因やろか?老害 w?
やばい・・・年齢的には私初老や w
若者よ!選挙へ行こう!!
異なる価値観を柔軟に受け入れる世界になれば、子どもたちの未来は明るいな~と思います。
家族の形に関していうなら、お父さんとお母さんと子どものいる家族構成が普通なわけではない!
価値観や状況などによっていろんな形があるはずでしょう。
お父さんと子どもの家族
お母さんと子どもの家族
未婚やけど子どものいる家族
子どものいない家族
養子縁組の家族
同一性パートナーの家族
そして、お父さんとお母さんと子どものいる家族。
数えきれないほどの家族の形があって普通なのに、社会はどうしても決まった形の家族を強要します。
社会の意識は個人の意識に通ずるので、無意識に植え付けられた価値観をあたかも当然であり常識のように思いこむ私たち。
本来は反対で、個人の意識が社会の意識だと思います。
性同一性障害の方が、2019年12月3日に神戸家庭裁判所へ、戸籍を女性へ変更するための申し立てをしました。
現在の日本では性別変更は認められていますが、「未成年の子がいないこと」を要件の一つにしています。
申し立てた方は、裁判所で性別変更を棄却され、現在の性同一性障害特例法が違憲として審判を申し立てるにいたったそうです。
このニュースから、「家族の形」に関する日本の価値観の狭さをより一層認識した私です。
「性同一性障害の親をもつ子どもは不幸」という妙な価値観があるから、性別変更の要件の一つが、未成年の子がいないことになっていると推察できます。
特例を作ってわざわざ差別を強調しているようなもんです。
アホらしい・・・(※アホアホ言い過ぎ?)。
性同一性障害と親であることは関係ないうえに、子どもの守り方を根本的に間違えています。
多様な価値観をシャットアウトするような社会を、良かれとおもって作りだす大人はやっぱり老害です。
タロウとジロウは小学生なので、学校というごくごく小さな社会に主に所属。
加えて、生活をともにする主な保護者は「自分の価値観以外は悪」との思考が強め。
世界は広くていろんな価値観があることを、母はタロウとジロウに念仏のように唱えています・・。ぶつぶつ。
タロウ~
「先生は友達の名前を呼び捨てにしたらアカンって言うけど、友達は呼び捨てにしていいでって言うねん。どうしたらいいんやろ?」
の、回答を楽しみにしていますw
ジロウ~
「ばあちゃん、お母ちゃんに電話したらあかんって言う。じいちゃんになんか(怒られたらいややから)よけい言われへんし・・」
の、解決策を楽しみにしています!
母はタロウとジロウが幸せになる家族の形をつくります!!
きっと大丈夫。
あなたも頑張って。