いくら説明しても話の通じない相手と会話するのは一苦労です。
めいいっぱい丁寧に伝えても、
こちらの話には一切耳を傾けず、
同じ言い分をしこたま繰り返すような、
面白い人に遭遇した経験はありませんか?
私は人生で初めて話の通じない人に出会いました。
マダ夫(※2021年2月「モト夫」へ)です。
夫婦関係が悪化していくなか、私はマダ夫のことを「理解力のない人」と思っていました。
ところがどっこい。
敵意帰属バイアスなる認知の歪みがどうやら原因の一つらしいと気づくのです。
もちろん私にも至らない点は山のようにあります。話の通じない相手からしたら私が話の通じない人です。
敵意帰属バイアスにかかると聞く耳をもてなくなる
敵意帰属バイアスとは、他人の行為がやたらと悪意のあるように感じる認知の歪み。
ただただ「悪いことに違いない!」と思い込み、相手が何をどう説明しても聞く耳をもてない状態になるそうです。
関係の悪化著しい結婚生活当時、私は理解力のない人として接していたため、「バカにされている」と マダ夫に感じさせていた気がします。
そんな私の理解力こそ疑問に違いない。











双方の終着点の放置がより夫婦関係を悪化させました。
未熟な私のコミュニケーション術にため息がでます。
アホではなく敵意帰属バイアス!
「あいつはおかしなことを言っている!敵だ!」と相手が感じれば、人の話が耳に入らなくなっているかもしれません。
すなわち、敵意帰属バイアスにかかっている残念な状態。
懇切丁寧に説明しても、プリプリ怒ってつじつまの合わない回答ばかりする人は、敵意帰属バイアスに陥っている可能性が高いそうです。
認知の歪みが生じているので、適切な対処法を知っていないと事態の悪化が懸念されます。
こちらは心の鍛錬に励む日々です。
敵意帰属バイアスが解ければ会話できるかも?
相手に話の通じない理由が、理解力のなさや説明不足ではなく、敵意帰属バイアスによるのであれば、そのバイアスを解ければ話が通じるかもしれない!
という発見が今回のお話。
話の通じない原因が、こちらのアクションで解決できるかもしれないと分かった点が、私にとっては大きな救いとなっています。
理解力のみが原因なら、もうかみ砕けない状態まで説明作業を繰り返せばお手上げです。
しかし、敵意帰属バイアスが原因なら別の対策をとれるからです。
その解き方がこれまた困難を極めておりますが・・・。
おそらく、思いやりとかそういった類の方法が必要な気がします。
7ヶ月経過した2020年6月 バイアス解けず・・・
追記②
15ヶ月経過した2021年3月 ほんの少し解けてる??
追記③
23か月経過した2021年11月 先行き不透明・・・
タロジロと作戦を立てながら、トライ&エラーを繰り返して頑張ります!
きっと大丈夫。
あなたも頑張って。