裁判所には調査官調査というシステムがあって、調査官が関係者に直接聞き取り調査をし、その結果を裁判所に報告します。
身近では少年事件や家事事件など、子どもにまつわる案件でよく実施されるようです(※身近か知らんけど)。
調査官調査の報告は、そのまま結果につながるといっても過言ではなく、超重要ポイントになります。
・・・が、慣習的な重要ポイントなので、裁判所はそんなこと教えてくれません(※母ペディア)。
終わってからその重要性を知り、憤る方や悲しむ方がたくさんいるようです。
さて。
我が家における「子の監護者指定・子の引き渡し」の審判でも、調査官調査が実施されました。
結果は、マダ夫が子どもたちをみてて問題ないよ~とのこと。
話し出すと単行本ぐらいの文字数になるので、我が家のケースでの調査官調査の様子を、なるべく平静にかいつまんでご紹介します。
調査内容は、「タロウとジロウはお父さんとお母さんとどっちの元で監護されるのがふさわしい?お父さんのとこで大丈夫?」です(※母ペディア)。
調査官の行動は、
・裁判所にて私とマダ夫に聞き取り調査
・マダ夫の自宅の様子を調査
・マダ夫の自宅でマダ夫の両親(※監護補助者だから)に聞き取り調査
・マダ夫とマダ夫の両親がいるマダ夫の自宅にて子どもたちに聞き取り調査
私の自宅の調査はなし、私の監護補助者の調査もなし。
そして・・タロウとジロウが自身の意見を素直に述べられる環境で、調査されたか否かは一目瞭然です。
調査報告書には「調査の目的を子どもに説明した」とあります。
調査官調査後の面会交流での息子たちとの会話はこんな感じです(※短縮バージョン)。





子どもたちは家庭がゴタゴタしていることは分かっているので、調査官調査のことを教えました。
タロウ絶句!
ジロウきょとん。
マダ夫からも祖父母からも調査官からも、子どもたちは調査された理由を知らされていませんでした。
もちろん、調査官に話した内容が真実として裁判所に報告されることも、その報告が自分の人生を左右するかもしれないことも、説明されているわけがありません。
裁判所の人間なり調査官なりであることすら知ってへんだし・・・。
調査報告書を読んで予想はしていましたが、私も絶句です。
タロウとジロウは裁判所にもう一度話をしたいとお願いするように私に頼んできました。
タロウは私に対するネガティブ発言(※主にマレーシアのこと)を連発したからです。
ジロウはお母ちゃんと住みたいと言えなかったからです。
裁判所は子どもを一括りにして赤ちゃんのように扱います(※母ペディア)。
このような案件では、子の福祉という言葉が何度もでてきますが、子どもを一律平均にして話を進行されます(※母ペディア)。
子どもや家庭によって幸せの形はそれぞれです。
タロウもジロウも説明すれば考えて行動できます。
・・・うちの子アホちゃうで!?
てか、子どもなめんなよ!!
子どもを両親の争いごとに巻き込むのは好ましくありませんが、巻き込んでしまうのなら、その子に適した説明と理解の確認が大切です。
私は裁判所に調査官調査のやり直しを、もちろん陳述しましたが・・結果やいかに!
審判が進むにつれて、敵は夫ではなく裁判所ということを認識しだす母です。
タロウもジロウも裁判所に自分の意見を訴えたいってよう言うた!
お母ちゃんできる限りのことした!
きっと大丈夫。
あなたも頑張って。