日本家族再生センターの催す「男と女の非暴力トレーニング」に参加しました。
家族問題を抱える方々が集うグループワークで、参加者は主にDV加害者の男性が中心。
このグループワークの特徴はDV加害者だけでなく被害者も一緒に参加する点です。
加害被害を問わずに受けられるグループワークは、日本では超珍しいです(※海外がどうか知らんけど)。
私の参加理由は、この被害者も加害者も参加できる点に魅力を感じたから。
以前、日本家族再生センターへ足を運ぶ機会があり、私はセンターのカウンセラーの方とたまたま出会います。
この機会で、子どもに会えないお父さんたちとのディスカッションもった私は、少しだけマダ夫の思考を覗けるような体験ができました。
私もお父さんたちと同様に子どもに会えない親ですが、お父さんたちは妻に子どもと出ていかれた方ばかり。
我が家の当初のケースと同じなので、どちらかというとお父さん方はマダ夫の立場に近いです。
なので、話の節々でマダ夫と被るところがあり、意外と学びがありました。
ついでにカウンセリングをしてもらったら、意外と気持ちの整理ができてちょっとスッキリ。
・・涙が溢れて止まらんかったw
同じ環境や境遇の人と慰めあうより、反対や異なる立場の人と接点をもった方が、自身の気付きが大きくなると改めて感じました。
人生において辛い思いをしている点は共通項なので、当事者意識を全員がもっており、加害被害を問わずに相手の話に寄り添えます。
そう! DV加害者も被害者と同じように苦しんでいます(※暴力は絶対にアカン)。
今回のグループワークに参加したDV加害者の男性の多くは、子どもの頃に親からの虐待を受けています。
そして、本人は虐待の連鎖について気付いており、自分は暴力や暴言などしない!と心に刻んでいるようです。
でも、行動がともなわなくて大切な家族を失っている方たちです。
マダ夫の幼少期の養育環境に思いを寄せる機会をもてたかな・・そして、自分も。
うん、子どもに対する親の影響って、良くも悪くもやっぱりすごい。
なにかが起こったとき、物事には理由があり原因があります。
起きた事象のみを善悪で判断すると、根本的な解決ができないまま解決した気になりがちです。
夫婦や親子をはじめとした人間関係が崩れそうなとき、考えるべきはどっちが正しいではありません。
なぜ崩壊しそうなのか、点ではなく線で理由を見つけるのが正解だと思います。
だけど、理由探しって意外と難しい・・・。
そりゃそうだ。人間関係の悪化している人の脳みそを思慮する作業ですもの、価値観が自分とは異なります。
で、
加害者も被害者も参加するグループワークに参加して、新たな気付きを得るべく行動したわけです。
マダ夫のおかげで人間性と価値観が向上中w
タロウとジロウの子育てにも応用しようと思います。
きっと大丈夫。
あなたも頑張って。