モラハラする配偶者と離婚するには、重大な問題点があります。
それは、
・・・話がかみ合わない!!
モラハラさん相手では、まともな話し合いをできるはずなく、離婚の協議が難航しがちです。
ただでさえ、離婚したいほど精神的にやられているのに、協議で疲弊して離婚どころでなくなる可能性があります。
体調を崩し寝込んでしまっては元も子もありません。
モラハラさんに大切な子どもをスキップして連れていかれてしまいます・・。
モラハラさん相手に離婚話は可能なのでしょうか?
離婚して夫婦を解消しても、親子の関係は変わりません。
子どもはどんなお父さんお母さんでも大好きです。
愛する我が子の幸せを願い、
夫婦でしっかり話し合って、
第二の家族像を構築するのが、
理想的な離婚だと私は思います。
でも、、、
モラハラさん相手の冷静な話し合いは、冷蔵庫でピザを焼くようなものです。
つまり、
待てども待てども、食べられる状況にはならない・・・。
さらに。
私のいうモラハラは、世間一般的に認識されるモラハラとはズレがあります。
罵詈雑言を浴びせたり、陰湿な嫌がらせをしたりするのが、モラハラの社会的定義のようです。
明確な証拠を残せる精神的な嫌がらせは、私的にはモラルハラスメントを通り越してDV。
そして、証拠が残せるようなDVはもはや犯罪で・・・逮捕!!
で。
私の定義するモラハラは・・・
第3者に証拠を提示しにくく、誰かに話しても理解してもらいにくい言動です。
他者からの救助が非常に困難で、気が付いたときには心の崩壊につながります。
大きなポイントは誰にも助けてもらえない点です。
体にアザができるわけでもなく、怒鳴り声が聞こえてくるわけでもありません。
ただただ、モラハラさんは自分の常識を相手に強要し、なにが起ころうとも曲げることなく貫き通し、最終的に相手の気を狂わせます。
おそらく、このようなモラハラさんと面識のない方は、なに言ってんだ?的な感覚でしょう。
わかります w
私が相談した人全員が、身内を含めてそうでしたから。
よくある夫婦喧嘩だと勘違いされます。
マダ夫のモラハラ言動を何回も目の当たりにした妹夫婦、のちに体験した母と兄だけは理解できたようです。
ちなみに、父は46歳で病気で死んじゃってるので登場しません w
心配かけずにすんでよかったわ www
・・すまん父。
私の家族は総出で、「逃げろ」と背中を押してくれました。
あの時、踏ん張れと諭されていたら、今、私は生きていないかもしれません。
マダ夫やマダ夫の両親は繰り返し実家にやって来て、何度も電話をしてきたようです。
それでも、私の家族が、私とタロウとジロウの行方を知らないと最後まで言い通したのは、マダ夫に対する恐怖を自らも体感したからでしょう。
家族ぐるみでウソつきやがってと、マダ夫とマダ夫の家族は憤慨しておられますが・・ w
マダ夫がどんなことを私たち家族にしてきたか、なにも知らないマダ夫のご両親が不憫でなりません。
「私たちは母親から虐待された孫を助けて面倒までみているの!」と第二の育児を楽しんでおられるようです。
そして、
「我らの甥っ子は男手で2人を育てているから素晴らしい!」とマダ夫の親戚一同は、タロウとジロウの気持ちそっちのけで拍手を送っておられます。
家父長的制度の価値観を時代錯誤でもち続ける田舎もんは、大人の都合で子どもの幸せを決めつけている、と気づけないので可哀そうです。
・・いかん。卑屈になってきた。
結果として子どもを連れていかれたけど、タロウとジロウと一緒に逃げた行為を私は後悔していません。
誰か一人くらい冷静になって、別の方法をうまく伝授してよ・・と責任転嫁したい気持ちは正直ちょっとある w
でも、あの時の私は今よりもさらに弱すぎて、逃げることしかできなかったから仕方ない。
さて。
モラハラさんと離婚したい場合、数々の難所が話し合いに登場します。
客観的に傍観すると、笑える主張をモラハラさんは超真剣にしてきますが、当事者は笑っていられません。
離婚を切り出してありがちなパターンは、
「お前は頭がおかしくなってるから、病院で診てもらえ!うつ病や!」
との真面目な忠告でしょう。
頷く方、続出中??
体験したことない方・・マジでっせ!
うつ病?
寝込んでませんけど!?
仕事も家事も育児もこなしてますけど!?
おかしい思うんやったら、それはあんたのせいやっちゅうねん!!
・・どうやって離婚しましょうか w
いや、そもそも離婚だけが正しい選択とはいえません。
ただただ訳の分からない言動を繰り返すモラハラさんは、認知が異常に歪んでいるだけです(※私調べ)。
その認知の歪みを直してあげることで、もしかしたら、まともな人(?)に変わる可能性があります。
歪みの矯正にチャレンジすれば、結婚生活の継続を含め、将来の選択肢が増えるかもしれません。
敵意帰属バイアスという、悪意でしか物事を判断をできない状態にも注目です。
そして、最も大切なことは自分が変わることです。
相手を変えることは容易ではありませんが、自身を変えることは自分次第でどうとでもなります。
人間関係が崩れるのは、そこに関わる人の人間性が未熟だから。
相手が未熟だと思うのであれば、その未熟者をあしらえないあなたもきっと未熟者~w
かくいう私がその未熟者ですwww
離婚するにしてもしないにしても、私は夫婦でのカウンセリングを、ぜひともおすすめします。
夫婦で無理なら、せめてあなただけでもカウンセリングを受けて、心を落ち着かせてみませんか?
結論!!
モラハラさんとの話し合いは不可能なのか!?
は、
自分次第 www
渦中にいると冷静な判断をできる状態ではないことを、渦中で頑張るあなたに強く強く伝えたいです。
周囲から助言があったら、とりあえず耳を傾けましょう。
そして、選択肢は一つにみえるかもしれませんが、実はいくつもあります。
でも、しんどすぎたら、生きる気力が残ってるうちに、子ども抱えてとりあえず逃げてね。
ほんでもって、モラハラさんに居場所をきちんと連絡してあげてね。
私みたいに、連絡を途絶えさせるのは子どものためによくないし、自分の首を絞めるから気をつけて。
モラハラさんから離れられたら、ちょっと一服してご飯食べて寝て、あなたの幸せを考えよう。
仕事は休んで大丈夫。
子どもも強いから大丈夫。
落ち着いたら、家族や子どものことを改めて考えてみてね。
あなたが元気で幸せなら、子どもはきっと幸せです。
私は頑張っています。
きっと大丈夫。
あなたも頑張って。