離婚家庭の親子関係で大切なのは「親と子の心のつながり方」です。子どもと一緒に暮らせない別居親の悩みは尽きないのではないでしょうか?
裁判所・警察・弁護士などに関わると、子どもを確保している親がほぼ親権者となれる日本。子どもと一緒に住めなくなった親は、面白いくらいに親として社会から排除されます(※2020年時点)。
自分に恥じない生き方をしていれば、ゆるぎない親子の絆をつむげるはずです。我が子に会えない苦境の中、子どものために別居親ができることをみていきましょう。
離婚家庭の親子関係を大切にする社会システム
離婚家庭の親子関係に大切な社会システムはこのふたつです。
- 養育費
- 面会交流
養育費は耳にする機会がありますが「面会交流」はあまり聞き慣れないかもしれません。
『養育費とは、子どもを監視・教育するために必要な費用』
子どもの健やかな成長のために~離婚後の「養育費の支払」と「面会交流」の実現に向けて~|法務省
『面会交流とは、子どもと離れて暮らしているお父さんやお母さんが子どもと定期的、継続的に、会って話をしたり、一緒に遊んだり、電話や手紙などの方法で交流すること』
子の連れ去りや親子分断に謎めくばかり。
離婚家庭の親子関係で別居親ができるサポートとは
離婚家庭の親子関係で別居親ができるサポートでは「養育費の支払い」 が実現しやすそうです。そう。結局は養育費。理由は大きく3つあります。
- 子どもの貧困を回避する
- 子どもに学ぶ機会を与える
- 経済的援助は別居親にもメリット有
子どもの貧困を回避する
別居親の経済的サポートは子どもの貧困を回避できます。貧困による生活苦は同居親に大きなストレスを与えるので、虐待の可能性も軽減できるでしょう。
子どもに学ぶ機会を与える
養育費により子どもの学びが充実するかもしれません。子育てには環境が大切で、よりよい環境は子どもの学びに影響を与えます。そして環境を整えるにはお金が必要です。
経済的援助は別居親にもメリット有
養育費はまわりまわって自分自身のメリットにもなります。会うこともままならない状況でも、子どもの経済的サポートをする親の想いは、いつかきっと我が子に届くはずです。
家計の収支を理解できる年齢になったとき、子どもは気づくかもしれません。もちろん同居親が養育費の説明をしているかもしれません。ふとしたときに別居親の存在が子どもの頭に浮かぶはずです。
離婚家庭の親子関係では別居親サイドは抹消?
離婚家庭の別居親サイドは社会的に存在を抹消されがちかもしれません。 誰かに寄り添ってもらえても、理解してもらうのはなかなか厳しいです。
別居親はときに存在を抹消されるほどなので、諦めるとそのまま親子関係が希薄になったり断絶したりします。
離婚家庭の親子関係と新型コロナウイルス
離婚家庭で親子関係が疎遠になっている別居親は、子どもの健康や命を守る場面でなにもできません。2020年4月、新型コロナウイルスが未知すぎた時期のお話しをします。
緊急事態宣言で休校中に登校日
緊急事態宣言が出て、タロジロの学校は再度休校になりました。しかし登校日が設けられています。別件でマダ夫からちょうどLINEがきて、タロジロを登校させるとわかりました。
どうしよう!?
登校日をなくす署名活動へ
途方に暮れた私は登校日をなくす署名活動にでます。結果、署名とは関係なく登校日はなくなりますが、もとより時が経てばなくなるもんだと承知の上です。なぜなら担当の公職さんの回答がこうだったから。そもそもこの回答により私は署名に移りました。
県教委から特に指示ないねん。
取り消し判断の一日のズレで命を失くしたら笑えんのだが?
ネット署名の体験は学びがたくさんありました。署名活動中にタロジロとの面会交流があったので、署名の話をすると2人は興味津々。
離婚家庭の親子関係では絶やさない繋がりを!
離婚家庭の親子関係では、ときに苦しくて辛くてすべてを投げ出しそうになるかもしれません。だけどどんな形でもいいので子どもとつながっておきましょう。
子どもとの付き合いは大人になってからの方が断然に長く密度も濃いです。この時を笑って迎えるために、自分にできることを探して行動してみましょう。
死ぬと二度と会えへんなる。
できたらふんばれ!!
タロジロヘ
「お母ちゃんを信用しとる」ってタロウが教えてくれてうれしかった!
現実から目をそらしたくなるタロウは弱虫ではないで!だって辛くても苦しくてもあきらめへんやん。そんなタロウはかっこいい!!
「なんでマレーシアから帰ってきたん?帰らへんだらすっと一緒に暮らせたのに」と突然言い出すジロウさんはさすがです!タロウは絶句だが。
これまで何回も説明してきたけど、お母ちゃんはタロウとジロウにお父ちゃんと会って欲しかってん。お父ちゃんにも二人を会わせたかったしな。
お母ちゃんは間違ってへんと思う。
とにかくわろとこか!
きっと大丈夫。
あなたもがんばって。