【洗脳親】なぜ子どもに嘘をつく?弱い心を再生産する不思議な制度とは

  • 2020年4月23日
  • 2022年9月17日
  • 心理

洗脳親は子どもを混乱させている現実を直視できないようです。もしくは、混乱させている事実すら理解できないのかも。

親の嘘は恐怖を膨らまして、子どもを洗脳状態にしてしまいます。

別居や離婚家庭の親の中には、 子どもをテテテ~っと連れていき、子どもに嘘を吹き込んじゃう場合があるようです。

この記事では我が子を洗脳しようとする親の背景について解説します。読み進めるほどにいい意味であきらめがつくので、人生前進間違いなしです。

それではどうぞ。

なぜ洗脳親は子どもに嘘をつく?

親が愛する我が子に嘘をつく理由を2つあげます。 

  • 嘘じゃない
  • 心が未熟

心が未熟だから嘘じゃないつもり、ともいえそうです。たとえば別居や離婚家庭の場合だと以下のような感じです。

子どもと同居している親は、多くのケースで別居親を好きではありません。自分が嫌だと思っている人物を、子どもにとっても嫌な人だと勘違いします。

すべては「子どものため」だと自他に言い聞かせ、 懸命に嘘をついて保身するので本人はとっても苦しいはず。 でも子どもはそれ以上に苦しみます。

嘘をつくのは「自分を守るため」

親はどうやって子どもを洗脳するのか

結論、習慣化です。

洗脳親は「自分がすべて正しい」傾向で子育てします。日々繰り返される親の言動が「子どもの当たり前」をコツコツ積み重ねる結果に。

まともに我が子と会えない親なのに我が子から嫌われる

こんな不思議な現象が起きていれば洗脳習慣が考えられます。親子時間のない親の人柄を、子どもはどうやって判断したのでしょう。

いわずもがな答えは簡単。

子どもの身近な大人がなんか言うてんねん。

子どもへの親の悪口習慣はもはやネグレクト

日本は子どもの人権意識がとぉ~~~~っても低い国です。

なぜなら日本は、未だ単独親権制度を残しているからです。「子どもを所有する」概念のある、単独親権制はチルドレンファーストとは相性最悪。ついでに女性は家に属する存在と潜在的に植え付けています。

私たちの国は子どもだけじゃなく「人権」意識そのものが低いです。2022年のジェンダーギャップ(男女格差)指数は116位/146ヵ国。

嘘つく親にはネグレクトの概念すらないのかもしれません。 嘘で保身するくらい自己肯定感が低いと、社会問題的なモノゴトに意識が向かないから。

人権意識の低さよりまずは自分を知るのが大切

▶【世界ワースト2位?】子どもの精神的幸福度は自己肯定感と〇〇しだい

子どもが嘘つき虐待親を信じる理由

嘘つき虐待親を子どもが信じる理由はただ一つです。

生きていくため

守ってもらう人がいないと子どもは生きていけません。どのように振舞えば生きていけるのか、子どもたちは驚くほど周囲を観察して考えています。

別居や離婚している家庭において、同居親は子どもにとって絶対的な存在です。誰に従順しておけば自分が生きていけるか、子どもは本当によく理解しています。

子どもの観察力は別居や離婚家庭に限りません。たとえばお母さんとの時間が多い子どもの場合、子どものお父さんへの価値観はお母さんと類似します。

子どもがお父さんをどう感じているかで、お母さんの日常の子育てがわかる。反対もしかり

なんせ子どもは生き抜くためなら、自ら親の洗脳へと足を踏み入れます。 仮に嘘だとわかっていても嘘を真に変換して、自分を必死に守るんです。

洗脳親が子どもに嘘をつく背景

洗脳親は無駄なしがらみや歪んだ価値観をまとわりつけています。言い換えると「自己肯定感が低い」。心が弱いから子どもに嘘をついてしまうんです。

私たち日本人はみんなと同じが心地よく、問題の核心を無視して進める傾向があります。

大人の常識をさも当たり前ように子どもに押し付け、その常識から外れた子どもを自然に批判するのが日常です。学校教育がわかりやすい。グローバル化から次のステップへ進もうとする時代になっても変わりません。変われないんです。

なぜなら自己肯定感がないから。
つまり「愛することを知らないから。

だからほら、日本はゆるやかに衰退中。
家族の崩壊は社会の崩壊で国の崩壊です。

洗脳親は社会が生みだした産物。
そして再生産を続ける私たち。

子どもを洗脳親から守るためにできること

子どもが洗脳されないために、大人ができることはたぶんコレ。

繋がり続けること

子どもの手を離さないことがとても重要です。子どもは簡単に洗脳なんかされません。引き戻してくれる誰かがいればなおのこと。

離婚家庭で面会交流できているなら、これでもかといわんばかりの愛情で我が子に接しましょう。

ほぼ会えない状況でも悲観せずに、親子としての繋がりをどうにかして模索してください。会えないなら電話や手紙、記念日のプレゼントなど、どんな手段でもいいから繋がれる方法を探してください。

たとえ「今」繋がれていなくても、将来子どもを支える点になるはず!

そしてなによりも繋がろうと努力したことが、あなたを支えてくれるはずです。

親子分断5年目の私は蒔いてきた種を実感しています。

タロジロへ

タロ~
大好きないとこたちに悩みを相談してよかったね。

あなたを知っている、あなたが好きな人が観察した、あなたの景色は、だいたい真実です。

いとこたちからかけられる言葉に、一生懸命答え終わったタロウの表情はどこかスッキリしてたな。

言葉にして伝える大切さを忘れないでください。 

 

ジロ~
いとこからの疑問に、控えめに回答するタロウの横にて、素晴らしい自己主張でした。

ジロウは洗脳されにくいぶん、しんどくなるときが多いかもしれへんね。

だけど見ている世界を自分の基準で判断できるジロウを、お母ちゃんは誇りに思ってる。

お母ちゃんはどんなときでもタロジロの味方です。




きっと大丈夫。
あなたも頑張って。

しなやかな心と鬼メンタルの種まき