離婚親や別居親を持つ子どもの気持ちを、当事者以外が理解するのは無理かもしれません。
「ちょっと考えたらわかるやろ?アホなんか?」
と、マダ夫と別居中の口の悪い私は、タロウとジロウの周囲の大人に対してしばしば思うのですが・・・
「伝わらんな!うん。無理や」
と、ため息のでる現実を目の当たりにしたのでご報告。
母のボヤキに共感できるなら、身近にいる離婚親や別居親を持つお子さんを、注意して見守ってあげてください。
離婚親を持つ子どもは同居親に気を遣いまくる!
両親が揉めている家庭の多くの子どもは、親にめちゃんこ気を遣って生活しています。
我が家のように幼児から小学生くらいの子どものケースでのお話になりますが、乳幼児でも思春期くらいでも根本的には一緒(※たぶんw)。
2020年現在、11歳のタロウと7歳のジロウは、お父ちゃんにめっちゃ気を遣い、お母ちゃんに捨てられるかもという恐怖におののきながら、楽しく元気に過ごしていますwww
まず、押さえておきたい離婚親を持つ子どもの気持ちは、
お父さんもお母さんも好き
です。
この程度であれば、当事者でなくとも理解しやすいかもしれません。
次に、周囲が理解できなくなりはじめる子どもの気持ちは、
別居親に会えなくてさみしい
です。
タロウとジロウくらいの年齢であれば、目の前の楽しさにつられるので、基本元気に生活します。
学校や習い事で友達と元気に過ごし、
地元のイベントにも元気に参加し、
なんせ普通に生活できる環境下であれば、子どもたちは元気いっぱいです。
なので、、
その子どもを見ている大人は、そのまま「この子は何の問題もなさそう」と思います。
まぁ、他人のことなんて表面しか見ないもんでしょう。
たとえ、我が家の家庭環境を知っている人であっても、タロウとジロウの見た目が元気なら元気と判断します。
知ってるどころか、タロウとジロウの身近にいる大人である、 マダ夫やマダ夫親族など もしかりですwww
他人が気づかないのはまだしも、同居親や同居親をサポートしている大人が気づかないのは、ひとえに子どもが気を遣っているからです。
・・・加えて、
想像力が欠如しすぎているからなんだろうと思います。
・・・加えて加えて、
想像力を持てる人間になろうと、マダ夫とその一族から本気で勉強させていただいておりますw
離婚親を持つ子どもは、同居親にめっちゃ気を遣っていることを忘れないようにしましょう。
もちろん別居親にもね。
離婚親を持つ子どもの健康障害「片親疎外」
離婚親を持つ子どもは同居親や周囲からの影響により、「片親疎外」状態になる場合があります。
片親疎外とは、WHO(世界保健機関) が国際疾病分類(ICD-11)に登録している子どもの健康障害です。
・・・コロナで最近登場の多いWHOね。
もとい。。。
たとえば、同居親が子どもと別居親を引き離し、子どもが別居親に「会いたくない」と言ったり、果ては別居親を嫌いになったりする状態が片親疎外です。
子どもが別居親と接点がないにもかかわらず、別居親に嫌悪感を抱くのは不思議な話です。
同居親がきちんとサポートなり子育てなりしていれば、両親が離婚していようと未婚だろうと、子どもは別居親にも親としての愛着を持って育ちます。
・・・別居親がはっきりくっきりしっかりした問題を抱えた人物やったら知らんけど。。
なんせ、同居親が子どもを別居親から引き離したり、合わせなかったりすることは虐待です。
少し話がずれますが、
一緒に住んでいても親のことを煙たがる子どもはいて、嫌いだという子どももいて、親子げんかしたり、親子で確執を持ったりするもんです。
このような状況になったとき、ともに暮らす中でどーにかこーにか関係を築き合って、愛着や信頼を形成していくのが親子なんだと思います。
・・・にもかかわらず!!
別居中や離婚後になると、「子どもが嫌がっているから面会交流させられません!」と平気で主張する同居親さんがいます。
なんでやねんww
一緒に住んでいる子どもが嫌や言うたら、同居親さんは家を出ていくんかしら??
子どもが嫌がっているのなら、子どもと別居親の関係を少しでも改善させようとするのが、同居親が同居親としてあるべき姿勢の一つだと思います。
にもかかわらず、「そうですね~嫌がってるんやったら会わせられませんね~」と裁判所も弁護士も平気で言い放つ始末。。。
まさに冒頭の・・・
「ちょっと考えたらわかるやろ?アホなんか?」
です。
でも別居親さんの行動理由の理解は簡単。
それが子どもの成長に悪影響を及ぼすと思っていなくて、ましてや虐待していると思っていないから(※知らんけどw)。
自分が嫌な人は誰にとっても嫌な人~との狭い価値観を当然のように子どもに押し付ける親は意外と多いです。
しかも正しいと思ってるからどーしようもないwww
だから、「片親疎外」という健康障害が発生するのでしょう。
そして、片親疎外の片棒をシレっと担ぐのが裁判所と弁護士です(※そうじゃない弁護士さんごめんやで~w)。
こわ~。。。
想像力働かせて生きていこうと思わずにはいられません。。
離婚親を持つ子どもの気持ちが周囲に伝わらない理由
無理やりまとめますw
私が離婚親を持つ子どもの気持ち・・・つまりはタロウとジロウの気持ちが周囲に伝わらんな、こりゃ、とため息ついた理由は、、
親の私ですら勘違いする行動をジロウがとったからです。
某イベントにおいて、ジロウは私より親戚の子どもと一緒に行動する判断を、マダ夫の親戚の前で元気に下した出来事がありました。
タロウが私と一緒にいたので、ジロウもついてくるだろうと思っていた私はだいぶショックを受けます。
でも、2日ほど落ち込んでフト理由に気づく母。
ジロウにフラれてから直近の面会交流で、タロウとジロウとその時の話になりました。
すると、ジロウは母についていかなかった理由を、、
「お父ちゃんに○○(※親戚の子)とおれって言われたもん。バレたら怒られるやん」
と語ります。
私大正解。
でも気付くのに2日かかったw
はい。
超神経張りつめてタロウとジロウのようすをチェックしている私でもわからんのに、なんとなしにつき合ってる他人にわかるわけがありません。
残念ながらマダ夫もしかりでしょう。
あの時のジロウのようすは、誰が見ても・・・
「お母さんいなくても平気そうやん!」
です。
家庭がゴタゴタしていると、子どもは自分を守るために必死に頑張ります。
その頑張りが負の想いを背負っているなら、少しでも早く誰かが気づいてあげないと、どこかで歪が生じかねません。
パートナーとの攻防にかまけて、子どものSOSを見落とさないようにしようと、帯を締め直した母でした。。
きっと大丈夫。
あなたも頑張って。