養育費不払いとシングルマザーの貧困率を、社会問題として関連付ける風潮があります。
数値をはじきだしたら相関関係があるのかもしれませんが、これらの関連性は土台の考え方が間違っていると母は思うのです。
明石市市長の暴言(再)ニュースで思い出したのですが、明石市は非監護親に養育費を支払わせるため、面白い制度を計画中。
2021年の4月施行予定で 、市が養育費の不払いを立て替える条例を議論しているようです。
立て替えによって、非監護親への不払いを請求・命令・過料でき、最終的には氏名公表も視野にいれた制度になります。
市長は「世界規模の観点に立ち、子ども目線で新たな施策を進めていきたい」と述べたそうな。
あなたは賛成派?反対派?
明石市の養育費不払い問題対策がニュースになった当初、この制度に前向きな意見が世の中を飛び交う様子に私はぞっとしました。。。
世界規模で子ども目線に立つのであれば、離婚後の子ども養育支援で、いっぱい良い政策作ってるんやから、そっちもっとアピールしてよ~・・泉房穂市長さん。
もしくはちゃんと報道せいよ~ネットとテレビ~。
婚姻中でなくても共同親権であれば、養育費不払いの問題は軽減されます。
なぜなら、お父さんとお母さんが養育に携わり、子どもを監護する義務があるからです。
もちろん、現在の単独親権制度であっても、面会交流権がきちんと機能して、婚姻中でなくても親子の関わりを適切に保てるのであれば、養育費不払いの問題はここまで大きくなっていないでしょう。
子どもが両親のもとを行き来する割合が多いほど、食費や光熱費などの負担が少なくなり、 同居親の養育費は軽減されます。
法律で定められている養育費は、日本の平均的な収入であれば、子ども一人につき3万前後です(※母ペディア:状況による)。
親子の時間の使い方によって、相殺させたり調整させたりできる金額だと思います。
親として子どもに会わず、養育費も支払わないような親であれば、社会的な制裁は必要かもしれませんが・・
子どもに会わせてもらえず、金だけよこせと言われたら、気持ちの良い話ではありません。
さらに、裁判所も子どもにまともに会わせようとしないくせに、金は払えといってきます。
これでも日本は先進国w
明石市は養育費未払いにペナルティを検討しているのに、面会交流不遂行にペナルティを検討しないのはなぜか?
ここに社会の偏った価値観がにじみでています。
もう一声頑張って!泉市長!!
ところで。
男性が親として子を慈しむような気持ちをもつには、我が子との深いかかわりが大切で、母性のような感情は男性にもともと備わっていません。
離婚率は子どもの年齢が小さいときに割合が多く、我が子とのふれあいを充分にもてないまま子どもと引き離されたお父さんが、親としての責任感をもつのは一苦労でしょう。
婚姻中でなくても親子の時間をしっかり確保でき、子どものために養育費を支払える環境を整えるのが先であり、罰を与えるのはその後です。
現在、養育費を支払っている親は約20%といわれていますが、きちんと取り決めをしないで離婚しているケースは約50%強だそう(※母ペディア)。
そもそも裁判所を通して離婚する日本人は2%程度なので、離婚時やその後の制度をよくわからずに、離婚してしまう日本人がほとんどです。
結果、迷惑を被るのはなんの罪もない子どもたち。
離婚を考えているので、頭の中も心の中もぐちゃぐちゃで、まともな判断をできない状況になっているのは、私も当事者なのでよくわかります。
第二の人生を謳歌するために、離婚を新たなステップにするのは大賛成ですが・・
特殊なケースを除き、配偶者と縁が切れて幸せなのは親だけで、子どもはお父さんもお母さんも大好きです。
子どもがいるなら、あなたの幸せと子どもの幸せを分離して考えるといいでしょう。
もちろん、両親が幸せなら子どもも幸せな気持ちになると思いますが、感じる幸せと実際の幸せはまた別です。
本当の子ども目線に立てる人間が増えて、多様性のある優しい社会になるよう、自分にできることを考える今日この頃です。
タロウ~ジロウ~
絵馬に書いた願い事、タロウとジロウの努力次第ですぐに叶うと思うで~
タロウ、頭の良さにも種類があるんちゃうかな?
ジロウ、みんなを惹きつける振る舞いを考えるのはどうやろ?
お母ちゃんは今年も二人が健やかに成長できるよう頑張ります!
もはや神頼みではありませんw
きっと大丈夫。
あなたも頑張って。