外の世界を知れば知るほど、自分のおかれた環境は、案外幸せかもしれないと思える今日この頃です。
別居親さんや連れ去られ親さんは苦境の日々が続き、絶望を感じている毎日かもしれません。
タロウとジロウを不覚にも連れ去られた私は、月並みですが胸が引きちぎれるような日々です(※私も連れ去ったけど)。
でも、マダ夫から逃げて再会しようと決めてから今まで、ふとした時に、不幸ではなくむしろ幸せかもと頭によぎらなくはない(※どっち?w)。
もがき苦しむ気持ちをどうやって自分で支えて、日常を生きていくかのか、今回の小話が一つの参考になれば幸いです。
外の世界を知れば自分以上に苦境の人がいる
外の世界・・諸外国と比較すれば、日本ではよほどのことがない限り、ご飯を食べて寝る場所があり、それなりの教育も無料で受けられます。
私は数か国だけですが海外をホロホロしており、タロウとジロウとは東南アジア2ヶ国での滞在を経験。
子どもたちと初めて渡航したフィリピンでは、わらわらと溢れているストリートチルドレンに度肝を抜かれます。
「お金ちょーだい お金ちょーだい」
と毎日群がってくる子どもたちを目の当たりにした私はフリーズ。
タロウとジロウはきょとん。。。
お金あげられるけど、食べ物もあげられるけど、あげたところで・・・です。
なんともいえない虚無感で私は胸がいっぱいになるのですが、それは物乞いする子どもにショックを受けたわけではありません。
ストリートチルドレンみなが、いつも屈託のない笑顔をしているからです。
彼らの様子を見る限り、どうみても幸せそうなので、私は心の整理をつけられず葛藤します。
自分の狭い価値観を情けなく思うとともに、、、
小さな世界に籠っていると、幸せの尺度をはき違えるかもしれない
とつくづく感じるアラフォーの母。
マダ夫が別居に承諾してくれないのが辛くて、シレっと距離を置くために滞在したフィリピンで、思いがけない学びを得ます。
4歳になったばかりのジロウは楽しいのみでしたが、小学2年生のタロウと私は、日本で暮らせることのありがたさをひしひしと感じる旅でした。
・・・にも関わらず、フィリピン渡航の1年後の2017年にマダ夫から逃げ出す私のダメっぷり。
なにぶん、、
外の世界には、日本では想像もできない苦境にさらされた生活をしている人が、ゴマンといるのは事実です。
外界との交わりは幸せな環境を気付かせてくれる?
少しだけでも自分の外の世界を知ると、今いる環境を客観的に観察できるかもしれません。
その場所が海外なら、自国の良さを外から俯瞰でき、日本がいかに幸せに生きていける国かを再確認できます。
外国が極端と思うかもしれませんが、飢餓や戦争で苦しんでいる人々は、同じ時に同じ地球上で生活中。
日本人なだけで私たちはかなりラッキーです。
2020年現在、コロナでパンデミックとなり世界中が騒然としています。
日本の衛生環境と医療体制にあなたは感謝していますか?
これだけ清潔で誰でも医療を受けられる国は、世界中探しても日本だけです(※母ペディア)。
毎度、日本社会についてボロカス綴っている私ですが、実は日本が大好き。
もっといい国になればいいのにと、憂いでいる結果のボロカスです(笑)
子どもと暮らせていなくても、子どもが同居親のもとで元気なのであれば、案外幸せかもしれません。
愛する我が子が餓えることなく、寒さに震えることなく、教育も受けられているからです。
子どもに会いたい思いが募ったとき、我が子はどこかで元気に生活していると想像してみましょう。
少し気が楽になるかもしれません。。。
いろんな外の世界を知って人間性を磨く
いろんな外の世界を知って、親としての人間性磨きをしてみると、少しは辛い日常の気分転換になりそうです。
当たり前が当たり前ではないと気づける人は、きっと幸せ探しに長けていて、豊かな人生を送れそうな気がします。
子どもたちと親子らしく関われるそのときまで、我が子に恥じない生き方をしていれば、子どもたちはきちんと私たちに向き合ってくれるはずです。
子どもに会えずに絶望しているお父さんやお母さん。
死なないで。
子どものために生きて。
辛いけど周囲を見渡そう。
ここにあなたの気持ちを多少なりともわかる人間がいます。
一人やないから。
タロウとジロウへ
地球儀もってきてくれてありがとう。
くるくる回してしょっちゅう3人で世界旅行してたよな。
またいつか飛行機に乗ってどっかの国へ旅しよう!
タロウの苦情を解消すべく、次回はモニター付きの飛行機を予約します。
タロウとジロウには世界中をみてまわってほしいです。
ふれる世界が多いほど、実りも多い人生になると思うんや!
だから・・・
お母ちゃんがいない今の環境も楽しんでや!!
きっと大丈夫。
あなたも頑張って。