【簡単】自己肯定感とはどういう意味?驚愕のわかりやすさで解説!

  • そもそも自己肯定感ってどんな意味?
  • わかりやすく簡単に意味を知りたい
  • 自己肯定感が高まるとどうなるの?

あなたのこんな不思議を解消する記事です。

私はふたりの愛息子の子育てに自己肯定感をフル活用する母親です。「子の連れ去り」という親権制度に起因する社会問題の当事者でもあります。親子分断となり2023年で6年目になりますが、私たち親子を支えてくれているのは自己肯定感です。

自己肯定感と親和性のある「種まき子育て」を意識して、 子どもの力を芽吹かせるための源泉をコツコツとあたためています。

読み進めると、自己肯定感とは何かを簡単に理解できるだけでなく、誰かへわかりやすい説明もできるようにもなりますよ!

自己肯定感とはどんな意味?

結論、自己肯定感とは「愛する力」です。

もうココで終わってもいいくらい、「愛する力」の一言につきるのですが説明をつづけます。

自己肯定感とは「自分は大丈夫!」

自己肯定感とは「自己の肯定を感じる」です。言い換えると「自分は大丈夫!」とよーわからんけど信じている状態。

つまり、自分を無条件に愛している状態です

ポイントは「無条件に」
理由なく自分を愛する力が自己肯定感

意味がわかりにくいのは、きっと「肯定」という単語。ポジティブなイメージがありますが、自己の肯定において、感情や事象のポジティブやネガティブは関係ありません。ネガティブなイメージを否定するのではなく、それも自分なんだと受け入れる状態です。

好き嫌いや善悪をひとまず置くイメージ

「ありのままの自分を肯定できる力」=「どんな自分でも大丈夫!」が自己肯定感です。

研究者による自己肯定感の定義

自己肯定感の定義は研究者の解釈によってさまざまのようです。 ウキペディアさんは次のように説明しています。

現在、これらの言葉は多義的に用いられることが少なくなく、結果としてあらゆる肯定的な心理的要素を表現する包括的名称(umbrella term)となっているという指摘がある。

研究者定義
高垣忠一郎「他人と共にありながら自分は自分であって大丈夫だ」という、他者に対する信頼と自分に対する信頼
樋口善之・松浦賢長現在の自分を自分であると認める感覚。(下位概念:諦観・帰属・独立の3つの概念により構成されると仮定)
※諦観ー受容/帰属ー所属意識/独立ー自立
樋口善之・松浦賢長現在の自分を自分であると認める感覚。(下位概念:自律・自信・信頼・過去)
田中道弘自己に対して肯定的で、好ましく思うような態度や感情。自己に対して前向きで、好ましく思うような態度や感情
多田怜子・蛎崎奈津子・石井トク「自分自身のことが好き(自己受容)」、「自分自身を大切にしている(自己尊重)」、「生まれてきてよかった(自分の命に対する受容)」を合わせたもの。
久芳美惠子・齊藤真沙美・小林正幸自分自身のあり方を概して肯定する気持ち。(理想自己と現実自己のずれをうまく調節しながら、ありのままの自己を受け入れるという自己受容性とは区別する)
東京都教育委員会自己に対する評価を行う際に、自分のよさを肯定的に認める感情。
明橋大二自己肯定感とは「自分は大切な人間だ」、「自分は生きている価値がある」、「自分は必要な人間だ」という気持ち。
諸富祥彦自己肯定感と他概念との関連性について図式化。
東京都教職員研修センター心理学用語のself-esteem(セルフエスティーム)を訳した言葉。
江角周子・庄司一子自己の価値基準を基にした、よいもダメも含め自分は自分であって大丈夫という感覚。
菅原隆志自己(自分自身)を肯定的に解釈して生まれる肯定的な感情のことで、積極的に肯定して生まれる感情。
三浦修平被受容感と自尊感情からなる。
引用:自己肯定感|フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

研究者がこれだけバラバラに定義していたら、意味がわかりにくくなるのも仕方がないです。なので「自己肯定感=愛する力」が府落ちするよう、さらに説明してみます。

自己肯定感とは「生きる力の土台」

自己肯定感とは「生きる力の源」ともいえます。人は誰かの役に立つよろこびを生きる糧にする生き物です。だから「自己肯定感=愛する力」を知らないと生きづらい。

たとえば、自分の気持ちをよかれと思って押し付けてくる人と、仲良くするのは難しくありませんか? 他者に自分よがりの要求をする状態は「愛されたい」状態で、愛する力が弱まっています。 一方で、誰かに何かを無条件でしてあげたい状態は「愛する」状態です。

繰り返しやけど「無条件に」が大事。見返り求める「愛する」は「愛されたい」やでな

生きてゆくには「愛される」ではなくて、「愛する」の感覚がとってもとってもとっても大事。愛する感覚が生きる力になるからです。そして、生きる力の土台が「愛する力」で自己肯定感。

自己肯定感の育みの意味とは「子育て」

自己肯定感の育みを子育てと理解すれば、自己肯定感の意味をさらに整理しやすくなります。子育てとは子どもが自立するサポートで、自立とは「生きる力」のある状態だからです。

親が子どもを無条件に愛すると、子どもは絶対的な安心感をもちます。何をしても何をしなくても自分が認めてもらえると、人は自分の存在を自分で肯定できます。「自分は大丈夫!」の感覚です。

繰り返しになりますが、自己肯定感とは「自分は大丈夫!」の感覚。自分の存在を肯定できる感覚は、自分を無条件に認めてもらえる安心感から生まれます。

つまり、親の「無条件の愛=愛する力」の子育てが、子どもの「自己肯定感=愛する力」を育みます。無条件の愛をもらったぶんだけ自己肯定感も膨らむイメージです。

幼少期に育んだ自己肯定感が生きる力の土台となるから、まさに子育てそのもの!

勘のいい人は気づいたかもしれませんが「親の自己肯定感=子どもの育て方=子どもの自己肯定感」

▶【自己肯定感】子育てに失敗する方法と親にできるたった二つのこと

「自己肯定感が高まる」とは生きる力の高まりを意味する

またまた繰り返しになりますが、自己肯定感とは「愛する力」を意味します。そして自己肯定感が高まると、愛する力が高まり、生きる力が高まります。

愛する力とは、無条件に誰かのために何かできる感覚でもあり、損得を超えた絆を育む力の源です。人はひとりでは生きていけません。生きる力とは絆を育む力でもあり、絆を育むには損得で判断しない愛する力が必要です。

永遠とループしそうなのでまとめます。

自己肯定感とは「愛する力」または「生きる力の源」

自己肯定感が高まれば愛する力も高まって、生きる力も高まります。

自己肯定感は「力」です。
高めるも高めないも自分でできる。
そしていつからでも大丈夫。

高めてくれるのは「学び+行動」だから。

意味にスッキリしたら、せっかくなんで自己肯定感を高めちゃいましょう。


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