📢ブログへようこそ!実子誘拐により親子引き離しで7年目を迎えるまどかと申します。2024年5月18日・親権に関する【改正民法が成立】しました。導入される選択的共同親権は「単独親権制度」といえます。私の所感はnoteとXに投稿。こちらのブログの裁判所記録は【2017-2021年】の内容です。全体としては今も大差ないと感じますが、よき方向への動きがはじまっている感覚もあります。実子誘拐や親子断絶でお困りの際は、情報収集を丁寧にして相談先を選ぶようにおすすめします。

即時抗告での大失敗!期間に惑わされて人生分岐点で選択ミス?

「子の引き渡し・監護者指定の審判」 における即時抗告のお話しです。超タイトスケジュールで手続きをする必要があります。

即時抗告
・高等裁判所への家裁審判の不服申し立て
・申立て期間が審判確定後から2週間以内

さて、我が家における即時抗告のミスとは?

即時抗告の選択でウルトラミス!!

私が申立てた「子の引き渡し・監護者指定の審判」は家裁で棄却されたので、迷いなく申立て期間内で即時抗告しました。しかし即時抗告でも棄却されてしまします。

そして抜け殻状態のときに、とんでもないことに気づくのです。

申立ては棄却されたけど、監護者は指定されていない!! 

そうなんです!家裁では監護者が決まっていなかったんです!!なのに監護者はマダ夫に指定されたと勘違い!!!

棄却される=マダ夫が監護者になる

と、勝手な方程式を作っていた私。
間抜けにもほどがある。

即時抗告前になんで気づかなかったのか?

即時抗告した理由は、家裁で終わってしまうと監護者が夫になってしまうと思い込んでいたからです。監護権に相当こだわり、タロウとジロウと住むためには監護権が必要だと私は躍起になっていました。 

相当狭い視野になっていたと思われる。

心配する知人の一人が、弁護士セカンドオピニオン?を即時抗告前に指南してくれたのに耳つんぼ状態です。

てか、私は代理人弁護士から監護者の件聞いてへーん!! 

審判内容の精査はじっくりしてもらったけど、結果については「棄却されたね~」程度でした。

代理人弁護士は家裁で棄却されたら高裁への意識が強かった気がします。私も高裁では負けるわけがないと信じ込んで、家裁がダメなら即時抗告する気満々でした。

せやけど!マダ夫が監護者の指定をされていないのであれば、私の中では話が違うねーーーん!!

即時抗告のミスに気付く

気づいたきっかけは、離婚調停に向けて新しく契約した弁護士さんからの指摘です。

新弁護士
家裁では監護者を誰にも指定していないですよ?即時抗告してよけい悪い結果になってますね~

うっすらバカにされた感じを受けながらも、私はそれどこではありません。

マジか!!!!!!

さっそく確認すると家裁の審判の主文はこんな ↓ 感じでした。

本件申立てをいずれも却下する 

高裁の決定はこんな感じ 。

未成年者らの監護者をいずれも相手方(父)と定める
抗告人(私)のその余の申立てをいずれも却下する 

高裁では監護者の明記がはっきりあるから、比較すると家裁で監護者を定めていないのがよくわかる。

これはアカン!
どうしようもないけど心の整理がつかへん!!

と、前任の弁護士が所属していない別の弁護士事務所にて、異常に沈黙してテンパッタ私でした。

勘違いしてなかったら即時抗告しなかった?

勘違いしていなくても、当時の私は監護権を得るために即時抗告していた可能性が高い気がします。家裁の審判がダメなら、進む道を以下の3つにおおむね絞っていました。 

・即時抗告する
・面会交流を充実させる
・マダ夫に謝ってみる 

即時抗告に対しては私の素人判断ではありません。代理人弁護士が勝てる雰囲気を醸し出していたのが大きな判断理由です。

面会交流は選択肢としてはあるけど、目指す結果とかけ離れます。目指すは母を待っている愛息子タロジロたちと一緒に暮らすことのみ!

マダ夫に謝ってみるのは、タロジロと暮らせる結果が伴うのであれば、選択する余地はありそうだったからです。 

ちなみにとりあえず謝ってみましたがここには書けない。きっと私の「とりあえず」があかんねん。きっと。

家裁の判決に期待せず意識は即時抗告へ

家裁での審判の結果には期待していなかったので、私は審判中から即時抗告に意識が向いていました。 

期待していなかった理由は調査官調査の結果。

子の引き渡し審判など、子ども関連で調査官調査が入った事案では、調査官調査の結果がそのまま審判の結果となるからです。 

我が家の調査官調査では、マダ夫に有利な調査報告書がデデンッ!と完成しています。

調査官調査後も8ヶ月以上、家裁での審判は続きました。必死で裁判所に働きかける反面、どっかで「無理やろな~」とつぶやく自分がいた気がします。

自分の精神的な強度を考えると、ホンマよう意識保って今に至ってると感心です。

 

選択肢を欠いた即時抗告を終えて思うこと

審判で監護者が指定されなかったのは、審判官の配慮があったのではないかと勝手に想像しています。 

裁判所が現状維持を好むこと、仕事を早くさばく必要があること、でも当事者の想いに寄り添いたいこと、などをミックスした審判だったんじゃないかな~って。

審判官
お父さんもお母さんもいったん落ち着いて話し合ってね

こんなメッセージだったのかもしれません。

だったら、よけいにその時に気づいてたい!!けど終わったことはしゃあないです。

どこかで誰かが裁判所で闘う予定、または渦中で頑張っているのなら一言。

即時抗告申立てまでの期間は短いけど、主文の解釈は必要以上に正確にしよう! 

いや、普通するな。
さすがアホな私やわ。
もはやネタである。

最後に。 

離婚はともかく、子どもが関係する内容を裁判所で決めることを、私は超絶おすすめしません。 

家族がより不幸になる気がする

たぶんこれが今の日本のシステムです。 

タロジロへ

「お母ちゃんは忘れんぼやな~」ってよくツッコんでくれるやん?大事な場面でも忘れんぼしてました。

電子レンジ使おうとして開けた時のびっくりなんて比やないで!

治る気がしないので、これからもサポートよろしく。

でもな、どんな失敗でも人生の糧になるんやで。失敗を恐れず行動すれば、みえる世界がきっと変化するから。

タロウとジロウの挑戦をお母ちゃんはいつも見守っています。




きっと大丈夫。
あなたも頑張って。

しなやかな心と鬼メンタルの種まき