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親権制度

  • 2023年11月13日

子どもの連れ去りはガラパゴス日本の象徴/生き抜くために大切な1つのこと

子どもの連れ去りはなぜ起きるのでしょうか。背景には日本ならではの理由が隠れているようです。離婚トラブルの「子どもの連れ去り」を、家族の問題としてではなく社会の問題として解説します。

家族問題の渦中にいると自分や相手を責めがちになるので、苦しさが増すかもしれません。しかし夫婦や親子の問題は、社会と密接に関係しているので大きな視野も大切です。

家族問題は相談しにくい気がします。自己防衛手段として「俯瞰」をお守りにしてみてくださいね。 続きを読む

  • 2022年7月19日

離婚裁判の7つの流れ/ 弁護士なしの期日の進行状況

離婚裁判はおおむね7つの流れがあり、申立てから判決がでるまでの期間は約1年以上かかるのが一般的。 

こちとら「子の引き渡し・監護権者の指定」の審判から始まり、離婚できずにかれこれ3年が過ぎようとしています。

結婚は簡単にできるけど離婚は時間がかかる!
弁護士と裁判所を挟んだ離婚はやめておこう!

さて日本の離婚係争の割合はこんな感じです。

離婚調停 約10%
離婚審判 約0.3%
離婚訴訟 約2.6% ←私今ココ(※2020年11月時点)
協議離婚 約90%
※年間離婚数20万組
※2016年厚労省のデータより 続きを読む

  • 2022年7月19日

離婚裁判で闘う?折れる?裁判官の気持ちになれ! 

離婚裁判に一般人がどのように向かい合うのについてをしたためます。

離婚裁判を申し立てられてワタワタしているなら、裁判官目線でいろいろ考えてみるのも手段の一つです。

2020年7月9日に「離婚裁判」の第1回期日がありました。

私は被告人。
調停は不調。

離婚裁判をどのように進めていこうか、方針が明確に定まらないまま数日前を迎える私です。

さてはて。

申立てられた離婚裁判に弁護士をつけるとどうなる? 

離婚裁判で弁護士をつけると、家族がよりグチャグチャになる可能性があります。 続きを読む

  • 2022年7月19日

前澤ひとり親応援基金の大きな問題点!親子の本質と共同親権への希望

前澤ひとり親応援基金の「養育費安心受取りサービスについて考えてみます。

養育費安心受取りサービス
・ひとり親の社会的問題の解決へ
・前澤友作氏が2020年母の日に立ち上げた基金
・社名は「株式会社 小さな一歩」

※2021年時点サービス一時停止

「いろいろあった親がかっこいい背中を子どもに見せ続けられるように」と前澤氏。

コロナ渦において、ひとり親にまつわるさまざまな問題がニュースとなっています。国民の関心が高まる中での、基金と会社設立のスピード感にはうなるばかりです。  続きを読む

  • 2023年3月16日

【実録】離婚裁判でなんで親権失うの?3つの理由と社会背景

2020年6月8日に離婚裁判を申し立てられた私はまもなく親権を失います。

これまでの簡単な経緯
 ※私が申立人
2017年12月「子の引き渡し・監護者指定の審判」開始
2018年某月「即時抗告」棄却
2020年2月「離婚調停」不調
現在「もうなにもしない作戦」約4ヵ月経過

2017年夏に愛息子タロジロたちと一緒に家を出てから、なにかしらアクションを起こすのは私です。なのにタロジロは今いない。

ええ。各ターニングポイントにおける、私の選択はもはや秀逸的にアホなんでしょう。

せっかく親権を失うので今の気持ちをしたためがてら、裁判所で親権を失う3つの理由を書き留めます。 続きを読む

  • 2022年7月19日

面会交流に不安な離婚親/ストレスが大きいのは誰? 

面会交流に不安な親御さんへ、ストレスを少し軽減できる方法をいくつか紹介します。離婚や別居家庭における面会交流では、子どもと別居する親ならではの不安がありそうです。

別居親
ちゃんと来てくれるかな? 帰りたいって言わないかな? 

私の愛息子タロジロたちへの接し方も併せて記録。面会交流歴2年半の私とタロジロは、親子分断をよそにとても良好な関係を築けています。誰かのお役に立てばうれしいです。

面会交流を不安に感じる3つの理由

面会交流できるのに不安になるのは、子どもと暮らせていない別居親ならではかもしれません。理由はこんな感じ。 続きを読む

  • 2024年2月22日

連れ去り勝ちに諦めるな別居親!ひとり親世帯の問題と別居親にできること

連れ去り勝ちとは、主に母親が子どもを連れて出ていき、そのまま単独親権者として社会に認められるストーリーです。連れ去り親は本当に勝っているのでしょうか?

ひとり親家庭には次のような問題があります。

  • ワンオペ育児による貧困
  • 子殺しを含む虐待
  • 難ある親が単独親権者

俗にいう連れ去り勝ちは、親権制度に起因する社会問題です。一方でひとり親になった家庭へは、社会の終着点として、あらゆる問題が流れ着きます。「国>地域>家族>親子」の流れで、社会が構成されているからです。 続きを読む

  • 2023年8月21日

子の連れ去られ親が児相に通報相談/職員の対応や子の保護は?

子の連れ去りの相談を児童相談所(=児相)にしてみると、どうなるのでしょうか?

凄惨な児童虐待が起きるとニュースではしばしば取り上げられる「児相」。児相の存在は知っているけれど、実際はどんな場所なのか気になります。

子の連れ去りや親子分断は子どもへの虐待。

「子の連れ去り」や「親子分断」に対する児相の対応一例をご紹介します。管轄は兵庫県です。

児相の職員は忙しくて専門性もまちまち?

児相の職員はとにかく忙しいらしいです。子どもを虐待から救えない報道が後を絶たない理由のひとつかもしれません。児相の概要をかいつまんでみていきましょう。 続きを読む

  • 2022年7月19日

単独親権と虐待/親子に優しい制度が子育てを優しくする

単独親権を虐待から考察して私たちの社会通念を探します。虐待を親子や家族の問題としてとらえるだけでは社会は優しくなりません。

個の問題は社会の問題やで

家族の問題の陰にはたいがい「親権制」が潜んでる。

単独親権の概要と虐待の実態

日本の婚姻外単独親権制のルーツと虐待の実態数値をみていきます。

単独親権制は明治民法がベース

単独親権制は明治民法の家制度がベースになっています。親権はもともと「父権」で単独親権だったそう。戦後1946年に民法改正が実施されていますが、あらゆる影響により不全感を残したままです。単独親権制を含む現在の家族法には、家制度の名残が詰まっています。 続きを読む

  • 2023年11月13日

離婚家庭の親子関係で大切なこと/子どもと心つながるために

離婚家庭の親子関係で大切なのは「親と子の心のつながり方」です。子どもと一緒に暮らせない別居親の悩みは尽きないのではないでしょうか?

裁判所・警察・弁護士などに関わると、子どもを確保している親がほぼ親権者となれる日本。子どもと一緒に住めなくなった親は、面白いくらいに親として社会から排除されます(※2020年時点)。

それでも親子関係の構築をあきらめたらあかん!

自分に恥じない生き方をしていれば、ゆるぎない親子の絆をつむげるはずです。我が子に会えない苦境の中、子どものために別居親ができることをみていきましょう。 続きを読む