子育てのイライラを抑える唯一の方法/大ピンチ対策の奥義あり

  • 2022年9月20日
  • 2022年9月20日
  • 心理

『子育てのイライラを止めたい!イライラしないで子育てなんてできるん?イライラするとみんなどうなるんやろう?』

こんなお悩みを解消します。
記事の内容はコチラ。

  • 子育てのイライラを抑える唯一の方法
  • 子育てでイライラしない人の特徴
  • イライラ子育ての3大お悩み+1

子育てのイライラを放置すると、理想と現実のギャップがひらき、さらに悪循環を起こします。

子育ては長期スパンで向き合う人生の一大イベントです。とはいえ一瞬で終わるともいえます。

理想に近い子育てを一秒でも増やして、実りある親子時間をすごせるよう、本質的なイライラ改革をはじめましょう。

この記事を読み終わると、自分をマネジメントできる第一歩を踏みだせますよ!

子育てのイライラを抑える唯一の方法

唯一の方法は「自己肯定感を高める」です。

自己肯定感とは愛する力で「生きる源」みたいなもの。自己肯定感が高まるほど、生きやすさが増してゆくのでイライラを抑えられます。

詳細を知りたい方は「自己肯定感とはどういう意味?子育てから定義すると簡単スッキリ」の記事へどうぞ。

自己肯定を高めるために、今からできる具体策を3つあげますね。

  • 期待しない
  • 比較しない
  • 助けを求める

子育てでは親のエゴが炸裂するとイライラします。子どもに勝手に期待したり、子育てを比較したりして、親の希望どおりにしようとするほど、うまくいかないからです。

期待するほど傷つきやすく、比較するほど不安に。イライラの自己生産。

以下でひとつづつみていきましょう。

イライラ対策①期待しない

自己肯定感があると無用な期待をしないので、子育てでイライラしません。想定と現実の結果にギャップがでないからです。

たとえば「宿題はするべきだからするに違いない」と期待すれば、子どもが宿題をしないようすにイライラします。そもそも宿題は子どもの仕事で、親の仕事でないにも関わらず。

親と子は別の人間です。親子を同一化しないのも、無用な期待によるイライラ防止になります。

期待とは「責任」の所在を間違えることです。自分と他者の責任を混同しない癖をつければ、自己肯定は高まってゆきます。

イライラ対策②比較しない

比較しない意識をもつと、心が安定しやすくなってイライラしません。誰かや何かと比べると、人はどうしても不安になってしまうからです。

同年代の子どもと比べて、できない部分にばかり目を向けると、不安が膨らんでイライラします。

比較するのは子どもの「過去」と「今」。成長に感動するはず!

そして最も大切なのが、親自身が誰かと子育てを比較しないことです。家事も育児も仕事も、あなたの基準や目標をもちましょう。

自己肯定感があれば、比較は自分を高める以外ではまずしません。生きるのが楽です。

人は人。
あなたはあなた。

イライラ対策③助けを求める

助けを求めることはめちゃんこ重要です。イライラ対策としてもちろんですが、生きる術として必須スキル!!

子育てがひとりでできないように、人はひとりでは生きてゆけません。

パートナーや親、友人、隣人、園や学校の先生、通りすがりの人。誰でもいいので頼りましょう。 日本でなら、助けを求めればきっと誰かが助けてくれます。

自己肯定感があれば人は誰かに助けを求められます。自己を肯定できる状態では、恥ずかしさや無駄なプライドがないからです。

子育てでイライラしない人とする人の特徴

子育てでイライラしない人は次の3つが整っています。

  • フィジカル(体)
  • メンタル(心)
  • ソーシャル(社会)

心身だけでなく社会的にも満たされていることが大切です。キャリアやお金の悩みは生活の基盤への不安になるので、イライラ子育てに直結しやすくなります。

以下でイライラしない人の具体的な特徴をみていきましょう。

イライラしない人の特徴5選

ポジティブ心理学の「PERMA」という指標が、そのまんま当てはまります。近年注目されているウェルビーイングの概念です。

  • 感情がポジティブ
  • 何かへ没頭できる
  • 人間関係が豊か
  • 人生に目的がある
  • 成功体験がある

上記5つが満たされるほど、人は幸せを感じやすくなるので、子育てのイライラは減ってゆきます。

イライラと幸せは関係あり!

ポジティブ心理学については「自己肯定感を上げてくれる人の特徴3選/すぐにマネできる方法も解説」で提唱者のプレゼンYouTubeを紹介していますよ。

イライラする人の特徴5選

イライラしない人の真逆がイライラしちゃう人の特徴です。

  • 感情がネガティブ
  • 余裕がなく意識散漫
  • 人間関係が希薄
  • 未来を想像できない
  • 達成感のない日々

子育てに必死になるほど、陥りやすい特徴といえます。

私は確実に当てはまっていた時期があり、泣き叫びながら子育てしていました。完璧主義による狂気の沙汰です。

上述した「期待」「比較」「助け」を意識するだけで、ずいぶん楽になれるので安心してくださいね。

イライラ子育ての3大お悩み+1

子育てでイライラしてやりがちな行為を3つあげます。+1 はそれこそあるあるのお悩みです。

  • 怒鳴る
  • 叩く
  • 無視する
  • パートナー

疲れて果てると誰でも、つい怒鳴ったりしてしまう可能性があります。自分だけだと過剰に責めないでください。

私なんて長男を押し倒して、次男と一緒に3人で号泣。

手を出すなんてありえませんが過去はどうにもなりません。大切なのはそのあとです。後悔したのであれば、すぐに子どもに謝りましょう。

人は誰しも間違いを起こします。失敗したあとどうするかが「生きる力」の育みです。失敗のくり返しが子育てであり人生。

パートナーとの関係性がイライラの元凶かも?

子育てのイライラがパートナーから起因しているケースは多々あります。子どもにとってはとばっちりでしかないので対処が必要です。

パートナーシップは子育てイライラ期で、ほぼ決まるといっても過言ではありません。

さらけだした自分とパートナーの関係を、ふたりでどのように築けるかを試される時期です。

子育てとパートナーシップのイライラは、根っこの原因が一緒で「自己肯定感」。繰り返しになりますが、「期待」「比較」「助け」を意識することからはじめてみましょう。

自己肯定感を一緒に高めよう

子育てでイライラするのは当り前

子育ては親子関係の構築でもあり、子どもにとっては人間関係の基礎造りです。人の一生を支える大事業を、方法も教わらずにしているのだから、親はイライラして当たり前。

子育てでイライラするのは、ありきたりですが、がんばっているからです。

今こうやってこの記事を読んでいるのは、どうしたらいいのか悩んで、よりよくしたいと考えているからのはず。

あなたはがんばっています。

まずは休める環境やマインド作りを。
基準はあなたが決めてくださいね。

どーにもならん場合の最終奥義でまとめ。

子どもを抱きしめて全力で泣きましょう泣け!

おしまい。


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