離婚調停の軸を面会交流にしたら、調停委員の対応がため息ものでした。私は2年半以上裁判所に通っているので、 パニック的な回答とはいえ予想の範囲内です。
今回は裁判所職員の家族観や子どもの人権意識をお伝えします。
つまり国の考え方。
きっと恐怖!!
離婚調停の前に面会交流とはなんぞや?
離婚調停の話に入る前に面会交流について確認しておきます。
「面会交流」とは、子どもと離れて暮らしているお父さんやお母さんが子どもと定期的、継続的に、会って話をしたり、一緒に遊んだり、電話や手紙などの方法で交流することをいいます。
引用元:子どもの健やかな成長のために~離婚後の「養育費の支払」と「面会交流」の実現に向けて~|法務省
離れて暮らす親子が定期的継続的に交流することが面会交流というシステムです。
裁判所で面会交流について相談できる
離婚や別居で親子が会えずに困っていれば、 裁判所で面会交流調停を申立てられます。相手居住地を管轄する家庭裁判所での手続きです。
※参照:面会交流|法務省
裁判所の面会交流基準は超貧回
2019年時点の裁判所の面会交流の基準は慣習的にこんな感じです。法による定めはありません。
月1回程度、1回2-3時間
裁判所は「 月1回程度、1回2-3時間 」の頻回数を基準にしているようです。弁護士も似たような運用をしています。彼らにとって親子の時間はコレで充分なのかもしれません。裁判所の仕事とはなんじゃらほい。
あなたはどう思いますか?
離婚調停する我が家の面会交流事情
別居親である私と愛息子タロジロたちとの、現在の面会交流は月4日くらいです。

会えない親子からするとうらやましがられる時間を共有しているのかもしれません。しかしタロジロは満足していないようすです。子どもたちの望みもあるし、私自身も子育ての機会をもっともちたいと願っています。
離婚調停で面会交流を主張してみた
はやくも第1回期日で調停委員との感覚のズレに私は落胆します。面会交流についての思考が大きく異なっていたからです。
私→90%子供のため
調停委員→80%親のため
多くの親御さんが自分のために面会交流を主張する背景から、話がややこしくなっていそうな気もします。裁判所の判断基準は社会の価値観が多いに関係ありそうです。
子どもについての夫婦間の争いは、子どものためといいつつ大人のエゴだったりします。 調停委員にも子どものためと勘違いしているようすがうかがえました。だとしたらかなり大きな問題です。
子どもの存在どこいった?
離婚調停での調停委員と私の会話
調停での会話の一部を略して抜粋します。ついでに調査官の意見も。裁判所が面会交流を親のためにしていると、私が感じたやり取りです。

私はタロジロから「自由に会いたい」って相談されています。てかタロジロは「一緒に住みたい」そうです。
現在マダ夫が監護者なので親権で争う気はありません。なので面会交流ぐらい、子どもの気持ちに沿った形でしたいです。

お子さんに今の面会交流で十分だと話せば済む問題ですよ。お母さんが諭してあげたらどうですか。
私が諭すんかいっ!!
タロジロが困っている現状について、現状を提案したマダ夫ではなく、なぜ私が子どもに説明するのでしょうか。両親してタロジロに「我慢せい!」というのであれば、誰が子どもの心を守ってあげるんでしょうか。子どもの逃げ場を失くせと?あ、子どもが私に嘘ついてる前提か?
おもろいやん調停委員さん。
続いて調査官さんもどうぞ。

共同親権みたいな面会交流はできません。わかるでしょ、お母さん。
ひとつもわからん!!
面会交流は子どものためにするんです。子どもを先優先させて考える大切な両親の取り決めなんです!
これまでどれほどの親子が犠牲になってきたのか、想像しただけでも恐ろしくなりました。とはいえ裁判所にお願いしてもまともな面会交流ができないから、親権にまつわる国賠訴訟が起きているのか。
うむ。うむ?
離婚調停の相手方が誰なのか不思議になる
次回期日では面会交流の本質を理解してもらわなくてはいけません。 マダ夫ではなく調停委員に。伝わらなかったら時間がもったいないので次の作戦を考えます。
裁判所は解決への筋道をおおむね立てているのか、そこから外れると面白発言が飛び出るようです。迎合すると人生に自信をもてなくなるので、自分の意思を貫き通す強さがいります。
私は誰相手に調停してんねん。
不思議の国ニッポン。
タロジロへ
お父ちゃんの弁護士さんに自分の意見はっきりよう言うた!
諦めたらそこで終わりやで!
お母ちゃんと一緒に挑戦を続けよう!!
きっと大丈夫。
あなたも頑張って。